Movable Typeのサイドバーは、オリジナルのままだといかにもブログっぽいのですが、うまくカスタマイズすれば、ホームページのメニューバー(リンクナビ)っぽくなります。
サイドバーに表示する内容は、もとからインストールされている『Widget Manager』プラグインで簡単にカスタマイズすることができます。
でも、Widget Managerに標準で登録されているWidget(サイドバーに表示するコンテンツ・要素のこと)は、標準テンプレートを独自にカスタマイズしない使い方を前提としています。そのため、自分でカスタマイズしていくうちに、不便さを感じるようになります。
そこで、最初からWidget Managerを使わずに、サイドバーに表示する内容をカスタマイズできるようになってしまいましょう。
サイドバーの内容を変更するには、サイドバーの表示に関するすべてのテンプレート(メインページ、各アーカイブ、検索ページ、等)を変更します。サイドバーの部分は、テンプレートの下記タグで囲まれている部分です。
※テンプレートの全体構成については、こちらを参考にしてください。
⇒ テンプレートの基本的な構成
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サイドバーに表示する各コンテンツ(Movable Typeではwidgetと呼びます)は、基本的には、『class="module-○○ module"』というようなスタイル指定がなされているdivタグで囲まれています。例えば、検索widgetなら、下記の部分です。
検索
表示したくないwidgetは、テンプレートの中の <div class="module-○○ module">~該当する<div> までをごっそり削除してしまえばOKです。
widgetの表示順序を変更するには、<div class="module-○○ module">~該当する<div> を記載する順序を入れ替えるだけです。
なお、中には『class="module-○○ module"』の外側(前と後)に別のタグがついているwidgetもあります。そのときは、その外側のタグまでがそのwidgetに含まれますので注意してください。例えば、カテゴリー一覧を表示するwidgetは、<MTIfArchiveTypeEnabled archive_type="Category">~</MTIfArchiveTypeEnabled> で囲まれた部分が該当します。削除や順序変更のときは、これらのMTIfArchiveTypeEnabledタグもあわせて削除・移動します。
ちなみに、いわゆるホームページっぽく見せるのであれば、カテゴリー一覧widgetと検索widgetのみにしてしまうと、すっきりしてそれっぽくなります。試してみてください。
なお、サイドバーなど、複数のテンプレートで共通に使うコンテンツは、モジュール化してしまうととても便利です。<div id="beta">から該当する</div>までを、ごっそりモジュール化してしまうことをおすすめします。
※参考 ⇒ どんどんモジュール化しよう